私たちに朗報がありました。
タイトルの彼の名前を聞いても？？？の方ばかりでしょう。そんな方にサワリだけでも・・・
宮下康一騎手は、名古屋競馬場で騎手デビューをし、名古屋を去った後は他場を渡り、いつしか廃業？引退？をしていました。
実に１１年ぶりに園田競馬場でジョッキー復帰したのです。４０歳だとか。
なぜ各地を渡り、なぜ馬を降り、なぜ今になって騎手に再挑戦したのか・・・？ 私は勝手な想像をしていますが、華やかな騎手ゆえに、再度その場に戻るにはそれなりの覚悟をしたのでは・・・。
やんちゃなイメージの彼が、いまはどんな騎乗をする？と興味を持ち、初勝利はいつ？と期待しながら、この三日間の彼の全レースを毎晩楽しみにチェックしてましたが、 初日、二日目、最終日 “勝負の世界は厳しいな～なかなか勝たせてくれないな～・・・” ところが、今日の最終レース、８番人気の穴馬でやってくれました！！安堵です。おめでとう!!
初日のデビューレースから順を追って見てきたのですが、初日の全レースは特に見ごたえありますんで、皆さん見てみて～。目一杯、一所懸命乗ってますよ！！人気薄だろうが必死に追ってます。これぞ競馬!!!です。 今日の初勝利レースも当然、見ごたえ有りんす。
本日、ゴール板を入線した宮下にガッツポーズは無く、誰かに祝福されたのか馬を流しながら、顔を横にチラリと向けたところが映ってました。やっとの思いで掴んだ勝利だったのでは・・・。 彼の背中は静かに勝利を味わっているように思えました。騎手生活はこの勝利からやっと始まるのかな・・・・。
誰しも迷う時あるよね。素に自分をみつめ、本当の自分を受け止めることが出来ると、【腹を決める】ことができません？ 腹が決まれば前見て進むだけだにゃ。
康一君、応援してるで～。